こんにちはtakです。
今回のブログでは6月の米国株予想について解説していきます。
まず5月相場を振り返ると、ダウは年初来の最高値付近、S&P500・ナスダックについては年初来の最高値を更新しました。
特にナスダックに至っては前月比11%以上と圧倒的な株高になりました。
GAFAMを始めテスラ、nvidiaが株価を押し上げていますね
4月のブログで『ナスダックは買い』の記事を出させて頂きましたがブログを参考にしていただきナスダックを買ってくれた方は今回の上昇に乗れたのではないでしょうか?
リンクを貼っておきますので様々な視点から「なぜナスダックは買いなのか?」を解説していますのでまだ見ていない方は参考にしてみてください!
そして、今回は6月の相場予想(S&P500、ナスダック)を纏めましたので最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
アノマリー的に6月の株価はほぼ横ばい
株安になる可能性が高いのでしょか?
そもそも前月の5月相場というのは『sell in may※5月に売れ』という言葉があるように5月~10月にかけて株安になる可能性が高いと言われています。
(今回はアノマリーとは裏腹に株高になりましたが)
特に6月相場は1年を通して3番目に悪い月というデータがあります。
今までの統計で見ると?※過去73年間
上昇した年⇒40回 (55%)
下落した年⇒33回 (45%)
月間平均騰落率⇒+0.02%(ワースト3位)
となっています。
月間平均騰落率が+0.02%とほぼ横ばいとなっているので、アノマリー的には大きな材料になはならないと思いますが、この後説明するFOMCの結果次第では株価は大きく振れると思っています。
FOMCで追加利上げがあれば株安?
CMEフェドウォッチによれば市場参加者が6月のFOMCで利上げがある確率が64.2%となっています。
当初、利上げは6月で打ち止めでその後の金利は水平飛行、年末には利下げに転じる可能性がありましたが、4月の個人消費支出が予想外に高止まりしたため追加利上げの可能性が出てきました。
追加利上げを市場は嫌気し株安になる可能性が高いです
しかし、この6月の利上げが最後になり今後は追加利上げがない予想が高まれば安心感から株高になる可能性もあり、利上げによる株安はあまり大きな下落にならないと思います。
そのためにも、6月の指標は重要と言えますね!
チャートから株高・株安を見極める
S&P500
S&P500はアセンディングトライアングル(黄線)を形成しており6月のターゲットは4280ドル付近になるかと思います。ただ4280ドル付近は過去何度も跳ね返されたラインでもあり、指標との兼ね合いにもなりますが突破は厳しいように思えます。
その場合、下落が考えられるのですが先の解説にも合った通りそこまで大きな下落には繋がりにくく4100ドル付近まで落ちれば積極的に買い向かっても良いかと思います。
ナスダック
ナスダックはチャートを見て分かるように100週移動平均線(赤)を突破しており非常に強いチャートになっています。
ターゲットとしては15231ドル付近かと思いますが、RSIが買われすぎ圏内の70を超えておりいつ調整(下落)がきてもおかしくない状況です。
tak的には今は買い持ちがすることをオススメし大きく下落した時に買増しに向かう方が賢明かと考えます。
RSIとは?とおもったら以前のブログを参考にしてみてください!
まとめ
今回のブログでは米国株 6月の相場予想について解説しました。
5月の相場は『sell in may』とは裏腹にS&P500、ナスダックとも株高になり特にナスダックは11%以上の株高になりました。
ただ、市場は利上げ停止と年末の利下げ予想により過熱感が出ているようにも感じます。
そういった意味では過熱感を冷やすためには6月相場はほぼ横ばいではないかと思っています。
パウエルさんはインフレの再発を恐れていますからね…
ですので6月の相場では買い持ちを続け、FOMCや雇用統計などの指標次第で買いに向かった方が賢明かと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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