こんにちはtakです。
現在、米国市場はインフレ懸念による利上げの実施、またQT(量的緩和引き締め)も開始
予定と、株価にとって悪材料とも言えるイベントが目白押しとなっています。
仮想通貨市場も米国株(特にナスダック)と連動傾向にあり、ここ最近では20%以上下落しています。
今回のブログでは、まだまだ底が不透明な米国株や仮想通貨市場にとって
「買場はどこなのか?」
「買い増ししたいけどいつがベストなのか?」
これらの判断材料となる重要指数
米国債10年利回り、VIX(恐怖指数)の見方について解説していきます。
米国株式と連動している仮想通貨投資にも役立つと思います!
米国債10年利回りを確認しよう
米国債10年利回りとは?
利回りとは投資額に対する収益の割合のこと。
米10年国債を10年間保有した際に、最終的に貰える収益金額を表したものです。
10年債利回りの値動きが底の値動きと関係あるのですか?
基本、株式投資において米国債利回りが上昇すると株価は下落すると言われています。
その逆もしかり、米国債利回りが下落すると株価は上昇するという事です。
下図は直近の米国債10年利回りのチャートになります
見てもらうと分かるように長く続いていた下落トレンド(紫線)を突破しており
このまま、上昇トレンドを継続しそうなほど強気相場になっています。
これは、先ほど記述したように株価にとって、あまり好ましくない状況です。
今現在は前回の高値(3.2%)で跳ね返されており、一端の落ち着きを見せていますが
前回の高値も更新するようであれば、株価にとってまだまだ気を抜けない状況になると思います。
買増し判断の基準となるポイントは前回の高値で跳ね返され紫ラインも割っていくのか注目です。
割っていく動きになれば、買いに向かっても良いと言えます。
VIX(恐怖指数)を理解しよう
VIX(恐怖指数)とは?
その名の通り株式市場が暴落した時に投資家の不安(恐怖)を数値化したもの。
投資家が株価に不安や恐怖を抱いている時はVIXは高くなり
投資家が株価を楽観視している場合はVIXは低くなります。
VIX数値の意味を教えてください!
VIXは基本10~20付近で推移します。
故に30を超えた時は多くの投資家が相場に不安を抱いているという事になります。
このようにVIXは相場の状況をよみとれるので「相場の温度計」と言われたりします。
では、VIXから買増し判断することができますか?
先に記載しとおり、VIXが30以上の場合は多くの投資家が相場に不安になっているので
30以上になったら少額ずつ買いに向かいます。
2022年5月現在のVIXは30.36と高い水準にありますので買いに向かってもよいと
判断できます。
また、もう1つのVIXの見方ととしては、VIXが緩やかに下落している場合も
投資家の不安が解消されていると言えますから買いに向かっても良いと思います。
VIXが高いと悲観が大きすぎて買いに向かえないです…
投資というのは相場が悲観であるからこそ買いなのです!
投資の格言で「悲観で買い歓喜で売れ」という言葉があるように
この悲観的な相場で強気に買いにいけた人こそ、次の上昇相場で大きく利益が取れるのです。
下記のブログで解説していますので是非ご覧ください
VIXが30以上、VIXが緩やかに下落
この2つを確認できた時は少額ずつ(ドルコスト平均法)買いに行きたいですね!
まとめ
買増しの判断材料となる指数
米国債10年利回り
VIX(恐怖指数)
を解説しました。
上記、2つのチャートはいすれもTradingViewで確認することが出来ます。
■ティッカーシンボル US10Y(10年債利回り) VIX(恐怖指数)
投資初心者にとって今の相場は下落が続き不安になっている人が多いと思います。
しかし下落というのは「安く買えるチャンス」とも考えられるので
少額ずつ買いに向かいましょう(積立している人はなおさらベスト!)
そして上記2つを理解し、買増しに失敗しない投資判断を身につけましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました
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