こんにちはtakです。
皆さんはテクニカル分析をする際、フィボナッチを活用していますでしょうか?
まずフィボナッチと言っても様々な種類があり全てを使いこなすのは至難の技です。
今回はフィボナッチの中で最も活用されている「フィボナッチ リトレースメント」について解説していきます。
※以下、フィボナッチ=フィボナッチ リトレースメントの事になります。
●フィボナッチって聞いたことあるけどよく分からない
●数字が出てきて難しそう…
という方向けに簡単に解説していますので是非最後までご覧ください。
フィボナッチとは?
相場が上昇した際の押し目の目安、下落した際の戻りの目安を表したテクニカル分析の一つ
もっと簡単に…
相場は上がる時も下がる時も垂直には行かないですよね?
上がる時は一旦下落(押し目)を挟みながら上げていきます。(紫)
下げる時も一旦上昇(戻り)を挟みながら下げていきます。(青)
基本エントリーする時はこの「押し目=ロング」「戻り=ショート」を狙ってエントリーするのが主流です。
ただ、どこまで押し目を作るのか?等が分からないため、テクニカル的に参考になるのがフィボナッチという事になります。
フィボナッチの使い方~初級編~
フィボナッチを使用する時は下記の2つになります。
①押し目の目安⇒直近安値から直近高値に向かって引く
②戻りの目安⇒直近高値から直近安値に向かって引く
す、数字が出てきたよ!?
これが「押し目」「戻り」の目安となる数字(価格帯)になります!
押し目で言うと強い上昇トレンドの際は0.382%までの押し目で再び上昇。
弱いトレンドの場合、0.5%や0.618%、それ以上の場合は再び下落トレンドに突入することも考えられます。
※戻りについても同様のことが言えます。
エントリーポイントは?
■押し目の場合
押し目になるので安値から高値にかけてフィボナッチを引いていきます。
そうした時にエントリーポイントとなるのが0.382%または0.5%の価格です。
上図では0.382%で下ヒゲを付けて陽線となっています。これは上昇トレンドが強い証拠でありその後は大きく価格が上昇しているのが分かります。
■戻りの場合
戻りになるので高値から安値にかけてフィボナッチを引いていきます。
そうした時にエントリーポイントとるのが先程同様に0.382%または0.5%の価格です。
上図では0.382を貫通し0.5%で上ヒゲを付けています。0.382%でショートエントリーしてしまうと含み損になってしまいますが、0.382%~0.5%の価格帯は許容範囲として考えましょう!
そして、0.5%で上ヒゲを付けその後は下落を加速させていますね。
まとめ
フィボナッチを理解すれば押し目や戻りの価格帯の目安を知ることができ、エントリーポイントとして活用することが出来ます。
更にラインや指標(MACDやRSI)を併用すれば、より正確な押し目・戻りの価格帯を知ることが出来ます。
ラインや指標の見方については下記のリンクから飛べます♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
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