こんにちはtakです。
仮想通貨トレードにはテクニカル分析を始め様々な指標(ファンダメンタル、ダウの値動き等)にも注意しなければいけません。
その中でも、今回は「CMEの窓」について解説していきます。
「CMEって何?」「聞いたことあるけど詳しく分からない」という方は是非、参考にしていただきトレードに活かしてみてください。
CMEの窓とは?
CME=シカゴ・マーカンタイル取引所の略で先物取引を取り扱っている取引所の事である。
BTC CME=ビットコインの先物取引き
仮想通貨取引所は24時間365日取引きが可能だが、CMEの開場時間は決められており
月曜7時~土曜5時までしか開場していない(日本時間)それ以外は閉場している。
大きく考えた時にBTC CMEは土日閉場しているが、仮想通貨市場は土日でも動いているためBTCのCME市場が開場した時に土日に発生した値動き(上昇または下落)の空白が生まれるこれが【CMEの窓】である。
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/komatta_woman2.png)
もっと分かりやすく…
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/20210729_213800_333.jpg)
例で説明するね!
CME閉場前の1BTCが600万だったが、土日で50万上昇しCMEの開場時間で
1BTC=650万だった。
CMEは土日閉場しているため下図の様にチャートに空白が発生している。
これがCMEの窓である。
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/888.png)
CMEの窓から考える値動きとは?
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/austin-distel-EMPZ7yRZoGw-unsplash-1024x683.jpg)
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/komatta_man2.png)
CMEの窓の事は分かったのですが、これが値動きに
どのような影響を与えるのでしょうか?
CMEの窓が発生した場合はCME開場時に「窓埋め」をする値動きが発生しやすい
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/o0320045014141294094.png)
窓埋めとは??
先に説明したCMEの窓をCME開場時に上昇または下落して空白を無かったことにする値動きの事である
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/20210729_213800_333.jpg)
実際のチャートで見てみよう!
■土日に価格が上昇しCME開場時に窓が下にある場合
下図をご覧ください。(ビットコイン 1時間足)
土日に価格が上昇したことによりCME開場時はローソク足は上にありますよね。
ですのでCMEの窓は下側に空くことになります。
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/7.png)
そして、今後の値動きとしては、この窓を埋める値動きが発生しやすくなります。
下図をご覧ください。
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/9.png)
価格の値動きとしては下に窓が開いているので価格は下落する可能性が高いです。
※上記のチャートではCME開場2日後に窓埋めが完了している。
■土日に価格が下落しCME開場時に窓が上にある場合
下図をご覧ください。(ビットコイン 1時間足)
土日に価格が下落したことによりCME開場時はローソク足は下にありますよね。
ですのでCMEの窓は上側に空くことになります。
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/2-1.png)
そして、今後の値動きとしては、先ほどと同様に窓を埋める値動きが発生しやすくなります。
下図をご覧ください。
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/4.png)
価格の値動きとしては上に窓が開いているので価格は上昇する可能性が高いです。
※上記のチャートではCME開場2日後に窓埋めが完了している。
CMEの窓が上側に空いていれば価格は下落する可能性が高く
CMEの窓が下側に空いていれば価格は上昇する可能性が高い。
窓を埋める確率は?
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/09/gr-stocks-Iq9SaJezkOE-unsplash-800x533.jpg)
![](http://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/08/kirakira_woman.png)
では、どのくらいの確率で窓埋めされるのですか?
勿論、100%窓埋めする値動きになるとは限りません。
チャートを覗いてみると窓埋めをしていない価格は幾つかあります。
ただ、CMEの窓は仮想通貨トレーダーなら重要視する指標であるため高確率で窓埋めは起きると思います。
私の感覚ですと60%~70%の確率で窓埋めはされると考えており
更に、窓埋めが完了する日数ではCME開場後1~2日が多いと感じています。
※数日、または数週間後に埋める可能性もあります。
ですので、「窓を意識したトレード」は仮想通貨投資において必要だという事が分かります。
どこでCMEの窓が確認できるの?
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/light-g3060b91f1_1920-800x531.jpg)
CMEの窓、値動きの状況を解説してきましたが、ではどこでCMEの窓を確認できるのか?
検索サイトで【cme btc tradingview】と検索してみてください。
【BTC1!チャートと相場 — TradingView】が検索結果として出てきます。※リンクからでもOKです。
始めの画面では折れ線で表示されているため、CMEの窓が確認できません。
ですので画像中にある【フルチャート表示の起動】をクリックするとローソク足で出力されCMEの窓を確認することが出来ます。
![](https://taku-toushi.com/wp-content/uploads/2021/10/789-800x347.png)
まとめ
「CMEの窓」についての解説は以上になります。
いかがだったでしょうか?
私自身も土日の値動き、CMEが開場する月曜の値動きはには注視してトレードを行っています。
CMEの窓埋めは高確率で埋めてくるので窓を狙ったトレードは仮想通貨トレードにおいてとても重要です。
今回の記事を参考にしていただき、CMEの窓を意識したトレードをしていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント